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2018.5.31

2018年5月15日付 読売新聞地域面にCA SOLUA 代表の岩田のインタビューが掲載されました。

 

(*このWebページでは、視覚障がいのある方でも内容がわかるように音声ブラウザで読み上げれるようにしています。)

 

紙面 2018年5月15日 読売新聞社

【弱視フットサル 葛飾から】

クラブチーム 「CA SOLUA」

日本選手権初出場「愛されるチームに」

 

葛飾区の「ロービジョンフットサル」のクラブチーム「CA SOLUA(シーエーソルア)」が今月、

区内で開かれた日本選手権に初出場した。

4チーム中3位に終わったが、発起人の岩田朋之さん(32)は

「地域に根ざした強いチームに育てたい」と熱意を燃やしている。

 

ロービジョンフットサルは、弱視の視覚障害者が行う5人制のミニサッカー。

全盲の選手が中心のブラインドサッカーと異なり、音が鳴るボールやアイマスクは使わず、

一般のフットサルとほぼ変わらないルールでプレーする。

渋谷区出身の岩田さんは、ソムリエを目指して都内の飲食店で働いていた2012年夏、

視力が急激に低下する難病「レーベル病」を発症し、視力と視野の多くを失った。

13年春、理学療法士になるために筑波技術大(茨城県つくば市)に入学。

小学生の頃からサッカーが好きだったこともあり、ロービジョンフットサルを始めた。

14年にロービジョンフットサル日本代表の一員となり、15年1月、代表主将に就任。

同年に韓国で開かれた世界大会に出場するなど、国内外で経験を重ねた。

しかし、昨年5〜6月にイタリアで開かれた世界大会では、1勝もできずに惨敗。

ヨーロッパの選手は、地元のフットサルチームに所属し経験を積んでることを知り、

クラブチームの設立を思い立った。

スポンサーに名乗り出てくれた企業が葛飾区にあった縁で、同区を拠点に選び、今年2月2日、

選手5人とともにチームを設立。

ブラインドサッカー東日本リーグに参加し、

都立葛飾盲学校(同区堀切)の体育館などで、毎週1回練習に励んでいる。

岩田さんは「地域住民に大会などへ足を運んでもらい、地元に愛されるチームにしたい」と話している。

 

 

【浸透まだまだ 普及に力】

日本ブラインドサッカー協会(新宿区)によると、

国内では、ブラインドサッカーとロービジョンフットサルを合わせ、

約400人が選手として同協会に登録している。

 

 

【ブラインドサッカー協会】

日本眼科医会のまとめでは、国内には2007年時点で、

視覚障害者が約164万人おり、このうち9割が弱視者、1割が失明者とされる。

一方で、同協会主催の日本選手権に参加するチームは、

ブラインドサッカーの21チームに比べ、ロービジョンフットサルは4チームと少ない。

同協会は「パラリンピック種目のブラインドサッカーと比べ、

ロービジョンフットサルは浸透しきれていない」としており、

普及に努める方針という。

 

 

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